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痛風 食事対策のキモ
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痛風の“食事対策”といえば、まっさきに思い浮かぶのが
「プリン体の多い食品の摂りすぎに注意する」ってヤツでしょうけど・・・

 

そういう話じゃないんです。

 

「食事を残す」という話。

 

 

痛風は「生まれつきの体質」の要因が大きいのですが、それでもね。
やはり、食生活は大きなウエイトを占めます、ということ。

 

 

大きなウエイト?

 

 

本当は、ね。
痛風は「食事2割、体質8割」なんて言われているのですよ。

 

 

これは、どういうことなの?

 

 

通風 プリン体多い

 

 

 

“食事2割”というのは、
人間が口から食べた食事が、体内で分解されて
プリン体が作られて、最終的には、それが尿酸になるのが、
尿酸の生成量の全体から見れば「2割」だってこと。

 

じゃあ、残りの“体質8割”というのは、なんなのか。

 

エネルギー代謝と新陳代謝といって、
体内の栄養分が人間が活動するときのエネルギーに変換するときに
プリン体ができる場合と、細胞が生まれて壊れるときに
細胞が核というものを吐き出して、それがプリン体になってしまう、
というもの。

 

これには個人差があって、生まれつきの体質によって、
体内に多くプリン体ができてしまうタイプの人がいる、ってこと。

 

そして、そういう人は痛風体質というか、
痛風になりやすい体質だ、ということ。

 

 

だから、いくら「プリン体の多い食品の摂りすぎに注意する」とか
言ってみても、生まれつきの体質、というか、
体内で作られるプリン体の方が多いんだ、というが現実、ということ。

 

 

だったら!

 

なんで、食事が大きなウエイトなの?
大きなウエイトなのは、生まれつきの体質の方なんでしょ?

 

 

たしかに、その通り。

 

でもね。
我々が「気をつけられるのは、食事の方だけ」なんです。

 

生まれつきの体質なんて、努力したって苦労したって、
どうにもならない。
遺伝ですから。

 

ですので、たった2割でも、たかが2割でも、
我々が尽力できるのは、「食事2割、体質8割」でも、
食事の方だけ、なんです。

 

 

通風 プリン体

 

 

 

私の父親は、戦中戦後の時代の人だったので、
子供の頃、食事には本当に苦労したそうです。

 

世の中、全体が貧しくて、とにかく食べるものが無い。
食べたい盛り、成長期なのに食べ物自体がない。

 

しかたなく、イナゴや牛蛙を捕まえて飢えを凌いでいたそうです。

 

牛丼もラーメンもありませんでしたしね。

 

ああ、今は、なんて良い時代なんでしょ。

 

 

 

そんなに食べるものに苦労した父親でしたので、
子供の私には
「とにかく、どんなに貧乏でも子供にだけは“飯”は食わせる」
という教育方針(?)でした。

 

我が家は、裕福な家庭ではありませんでしたが、
それでも(食事の質は ともかくとして)
とにかく、いつも お腹いっぱい 食べさせてもらっていました。

 

 

これがね。
痛風の私としては、後年、この習慣に苦しめられることになるのですよ。

 

ほら、「三つ子の魂百まで」とか言うじゃないですか。
子供の頃に染み付いた習慣は、なかなか大人になってからでは
修正困難なんですよ。

 

痛風の人は「腹八分目」というか、食べ過ぎないことが望ましい、とか
言われているのですが、腹八分目どころか、子供の頃から
いつも、「お腹一杯食べろ」って育てられましたから。

 

自分(父親)がお腹いっぱい食べたくて、食べられなかったから。

 

 

おまけに、
「お百姓さんが苦労して作ったお米なんだから、一粒残さず食べろ」
ってのが、我が家の家訓、というか、そのように教育されていて。

 

 

ただでさえ、痛風になりやすい体質なのに、
こんな食生活では、ねえ?

 

そりゃあ、痛風にもなりますよ。

 

 

 

で、今さらながらの「方針転換」。

 

 

 

食事のとき、
「食事量を減らす→お腹いっぱいまで食べない」
「多いな、と思ったら、全部食べないで→食事を残す」

 

 

・・・というようにした方がいいです。

 

 

とか、なんとか、アタマでは わかっていても、
理屈では わかっていても「食べる」という行為自体が
人間の生存本能に直結する行為なので、なかなか ね。
「食べたいのに、食べ物を残す」という行動は
実行困難です。

 

むしろ「食べたいのに、食べ物が無い」という時代の方が、
あきらめも つくかな、と。

 

 

まあ、そんなこと、食べ物に苦労した時代の人に言えば、
叱られてしまうかもしれませんが・・・
もう、時代は変わってしまいましたし。
現代は飽食の時代ですし。

 

 

通風 食事

 

 

一昔前から、ずっと言われてきた「痛風の食事療法」というのは、
「プリン体の多い食品を減らす」というものでした。

 

ところが、プリン体というのは「旨みの元」と言われているくらいで、
おいしい食品には、必ず・・といっていいくらい、含まれているものだから。

 

肉とか、魚とか。

 

ですから、プリン体の徹底排除なんかを試みると、
おいしいものは、何一つ食べられない、という羽目に。

 

 

痛風だからといって、これじゃあ、あんまりじゃありませんか、と。
こんな侘しい食生活が一生、続くのか、と。

 

 

 

というわけで・・・ということでも ないのですが、
現在では、どちらかというと、痛風の食事療法では、

 

「プリン体の多い食品を減らすよりも」→
「カロリー自体を制限する」

 

 

と、いうことは、すなわち・・・
「プリン体の量よりも、食事量を減らす」

 

 

という方法が主流になっているようです。

 

 

 

要するにね。
プリン体の多い食品、つまり、肉とか、おいしい食品を
いっさい食べずに我慢する食生活を選択するよりも、
食べたいものを(少しだけ)食べて、腹八分目にして、
お腹いっぱいまで食べない、というのが、今の時代の
痛風の食事療法の流れかな、と。

 

 

まあ、そういうことです。

 

それに、自分で やってみれば わかることですが、
「プリン体の多い食品を減らす」ってのは、味気なくて、
なかなか、長続きしないんですよ。

 

腹八分目作戦の方が、まだ、実行可能と言うか、
現実味があるんじゃないですか、という話。

 

 

 

 

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ねこきち 痛風
http://gout.tokyo/

 

 

 

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