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痛風 60歳
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「60歳で初めて痛風発作が出た」という人は幸せです。

 

 

はあ!?
こんなに痛いのに、なにがシアワセなんだよ!?

 

 

私は20代で痛風になりました。
以後、数十年、苦悶と苦痛の日々が長く続きました。

 

激烈な痛風発作の痛みで、半年間も歩けないこともありました。

 

ああ、同じ人間なのに、なんで自分だけ
こんなに痛い思いをしなきゃならないの!?

 

「60歳で初めて痛風発作が出た」という人は幸せです。

 

たしかに痛風発作は痛くてツライものですが、
60歳になるまで、その激痛の日々に見舞われることなく、
平穏に過ごしてくることができたのですから。

 

 

通風 若年

 

 

昔はね(昭和の時代)、
痛風といえば「中高年が罹病する病気」だったのですよ。

 

50代、60代の男性が中心、早くて40代。
これが一般的な痛風になる人の年齢層。

 

だから、私が20代の頃、
「何で歩けないのか」と訊かれて
「痛風だから」と答えると、みんな絶句したものです。

 

「そんな年でも、痛風になるのか」と。

 

(ほっとけよ!)

 

 

今(平成の時代)は、それって普通ですけどね。
痛風になる年齢は、どんどん若年化して、
一番多い年齢層が30代の男性。
20代の男性ってのも、何も珍しくない。

 

もしかしたら、いずれは10代の男性にも
痛風の人が頻発するようになるかもしれませんね。

 

 

通風 中高年

 

 

・・・・で、そんなことより、
60歳で痛風になった男性の話。

 

「人生、山あり谷あり」とか言いますが、
尿酸にも年齢によるピークがあるのです。

 

ちょうど、年々、体力・筋力などが落ちてくるように、
体内の尿酸の生成も年々、落ちていくのですよ。

 

 

痛風になる人は、やはり生まれつきの体質の要因が大きくて、
以下の3パターンのどれかに当てはまる、と言われています。

●尿酸を作るのが多い体質 (尿酸産生過剰型)
●尿酸を排泄する力が弱い体質 (尿酸排泄低下型)
●尿酸を作るのが多くて、排泄する力も弱い体質 (混合型)

自分が、どのパターンで痛風になったのか知りたい人は、
病院で検査すれば わかります。
「尿酸クリアランス」というのですが、蓄尿みたいなヤツです。

 

実は、私は、その検査をやったことがなくて、なかなか
小さな場末の病院では「尿酸クリアランス検査」は
やってもらえないようです。

 

設備とか、いるのでしょうか。
「痛風外来」があるような病院とか、国立病院のような総合病院へ
行かないとしてもらえないのかも。

 

(痛風外来、というのは痛風専門の科がある病院のことです。
内科、とか、外科みたいに、痛風科のような感じで。
痛風専門のドクターが、在籍しておられるらしい。
しかしながら、日本中の病院で「痛風外来」がある病院は少なくて。
これだけ痛風で苦しんでいる人が年々、増加しているのにね)

 

 

でね。
「体内で作られる尿酸の量」は、人生の時期によって違いがあって。

○子供の頃は、人生これからなので、尿酸の生成量は少なくて
○思春期の頃にかけて、だんだんと作られる尿酸の量も増えていく
○30代頃まで増加傾向があって、この頃がピークか
○40代を過ぎると、横ばい、あるいは緩やかな下降
○60代の頃から、がくんと尿酸の生成が落ちる
○70代の頃には、さらに大きく尿酸の生成量が落ちる(痛風発作は起こらない?)

個人差があるので、個々に違うとは思いますが、
だいたい、上記のような感じらしいです。

 

 

世の中、「尿酸値の高い子供」は大勢いるようですが、
「痛風の子供」とか、あまり聞いたことがないでしょう?

 

子供なのに、尿酸値が高いのは遺伝なんですよ。
要するに、持って生まれた「体質」です。

 

前述の、痛風になる人の3パターンのどれかの体質なわけです。

 

 

ところが、
「子供は尿酸値が高くても、痛風にならない」
のは、なぜか?

 

 

 

通風 高齢者

 

 

 

尿酸値が高い(尿酸値 7.0mg/dl以上)と、
血液中に尿酸が溶けなくなって結晶化し始めます。

 

この結晶化した尿酸、つまり、尿酸結晶が体内の関節などに
沈着して、蓄積し続けて飽和状態になったとき、痛風発作が
発症するのです。

 

この「痛風発作が発症する」までには時間がかかるのですよ。
年数がかかる、というか。

 

子供の場合、尿酸値が高くても、もし、
体内で尿酸が結晶化しているとしても、
それが飽和状態になるほど溜まっていない、ということ。

 

若すぎますからね。
まだまだ、何年も大丈夫・・みたいな。

 

 

 

で、子供のうちは痛風にならなくても、
20代とかで痛風になる人は、おそらく、子供の頃から
尿酸値が高め、だったんでしょう。

 

子供の頃は、生まれてきて人生が始まった年数が少ないですから、
まだまだ、尿酸結晶の蓄積が進んでいない。

 

それが、露見する(?)のが
20代での痛風の発症、みたいな感じかもしれません。

 

 

ただね。
人それぞれ、尿酸値の数値が違うように、
尿酸値が高い人も、尿酸値が低い人もいるように、
体内で尿酸結晶が蓄積していくスピードも個人差があるのです。

 

だから、20代で痛風が発症する人もいれば、
30代で痛風になる人もいる。

 

40代で痛風の人もいるでしょうし、50代も同様。

 

 

で、60代。

 

60歳まで痛風にならなかった、というのは、
おそらく、それほど尿酸値が高くなかったんでしょう。

 

「尿酸値 7」の人と「尿酸値 14」の人では、
体内に尿酸結晶が溜まるスピードがかなり違うでしょう。

 

普通に考えて、「尿酸値 14」のほうが、体内に尿酸結晶の蓄積が早く、
若くして痛風になる、と考えるのが妥当です。

 

 

というわけで。

 

60歳という年齢で痛風になった人は、
体内での尿酸の生成が「下降期」に入っているので。

 

痛風発作は起こるかもしれませんが、
20歳で痛風になった人に比べて、
激痛と苦闘の日々・・・というほどの苦しみは少ないんじゃないか、
と思います。

 

人間、年を取ると、体力も衰えますし、
何も良いことがないように思えてきますが、
生命力の衰えとともに、体内での尿酸の生成も衰えてきますので、
まあ、そんなに

 

「悪いことばかりでもない」

 

と、いうことかもしれません。

 

 

 

 

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ねこきち 痛風
http://gout.tokyo/

 

 

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