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痛風 温めるのか、冷やすのか
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この場合の“風呂”というのは入浴のことですが、
痛風発作の場合は、夏に多発することが多いです。

 

で、夏は暑いので、汗をかくし、
湯船で長湯をしたりせずにシャワーだけで済ます人も多いんじゃないか、と。

 

シャワーもモチロン、入浴ではあるのですが、この場合の“風呂”ってのは、
「湯船に浸かって体を温める」方のことを意味しています。

 

冬場は寒いので、ながく湯船で温まりたいですが、
夏は暑いですしねえ。

 

 

でね。
痛風の本なんかを読むと、
「痛風発作が起こったら風呂は止めましょう」と
堂々と書かれています。

 

風呂は、痛風発作の患部を温めることになるので、
痛風発作が悪化するから、だと。

 

なんで温めると、痛風発作の痛みが酷くなるのか、というと、
温めることで体の血流が良くなって、白血球が活発化するから。

 

白血球が活発化すると、患部の関節などに沈着している尿酸結晶が
剥がれ落ちたときに一段と攻撃も活発化するから。

 

白血球は体内の“ばい菌”をやっつけてくれる掃除係なんですよ。

 

で、剥がれた落ちた尿酸結晶の欠片も
バイキン同様の扱いで、白血球が攻撃開始してしまうのです。

 

 

血流が良くなると、ということは健康のためには
とても良いことなのですが、痛風発作のときには裏目に出る、
というのが、痛風の本に書いてある見解。

 

 

ところが!

 

現実に
「風呂で痛風発作の痛みが“軽くなった”!」
という人がいるわけです。

 

それも稀有な例ではなく、
何度か、いろいろな人から同じような話を聞いたことがあります。

 

 

これって・・
どういうことなの?

 

 

 

通風 温める

 

 

基本的にね。
人間の体は「冷やす」よりも「温める」ほうがずっと良いです。

 

内臓を筆頭に、人間の体は「冷やす」と機能が落ちます。

 

ほら、スポーツ選手だって試合前にウォーミングアップをするでしょ?
あれは、試合開始と同時に体がベストの状態で動かせるよう、
体を温めているのです。

 

 

だから、痛風発作じゃない期間には、
痛風の人は(たとえ夏でも)風呂に入って、体を温めるほうがいいです。

 

これは習慣の問題ですけどね。

 

夏だから体は温まっていると思ったら、案外、
クーラーなど空調の効いた部屋にいる時間の長い人は、
体の内部が冷えているかも。
体の中と表面は違いますからね。

 

 

で、痛風発作のときの話。

 

痛風発作は炎症ですから、炎症のあるときに
体を温めると血流が良くなって白血球が活発化するので、
痛風発作の痛みや腫れが悪化します。
悪化するように見えます。

 

 

でも、本当はね。
温めたほうが、痛風発作は早く治まるのですよ。

 

痛みは倍増するかもしれません。
血流が良くなってしまい、白血球が活発化しますから。
それでも、長い目でみれば、早い日数で回復します。

 

 

痛風発作はね。
体の神秘と言うか、ある意味、自浄作用みたいな性質があって、
尿酸値の高い人が体内で尿酸が溶けきれなくなって、
結晶化した尿酸が関節などに蓄積して・・・
蓄積しきれなくなって、痛風発作が起こる。

 

これね。
痛風発作が起こるのではなく、痛風発作を(体が)起こしているのです。

 

体を守るために。
自分の体を守るためにね。

 

 

つまり、ね。
痛風発作は腫れて痛いですが、炎症なんです。
触ると熱いわけです。
発熱です。

 

この発熱で・・
その痛い患部に蓄積している尿酸結晶を「溶かしている」のですよ。

 

溶かして尿酸結晶を小さくしているのですよ。

 

なんでって・・
もちろん、尿酸結晶が溜まりまくっている状態が
体にとっては良くないから。

 

なんとかしなきゃ・・と痛風発作を起こすワケです。

 

 

だから、ある程度、痛みや腫れとともに
発熱のある炎症が続かないと、溜まっている尿酸結晶は溶けやしない。

 

痛風になってからの年数の長い人が、
なかなか痛風発作が回復しない。
痛風が長引く・・・というのは、体内に溜まっている尿酸結晶の量が多いから。
多すぎて、なかなか、溶けて小さくならないから。

 

 

逆に、尿酸結晶が溶けて小さくなれば、
自然と痛風発作は終息に向かいます。

 

痛風になってからの年数が若い人は、
体内に溜まっている尿酸結晶の量が少ないから。

 

だから、早く痛風発作も治まる。

 

・・・・そういうことです。

 

 

 

で、風呂で温まる話。

 

風呂で温まると痛風発作の痛みと腫れは酷くなるけど、
痛風発作そのものは、比較的、早く治まる、というのが
理論上は正しい、ということになります。

 

 

ですが、現実には、
「風呂で痛風発作の痛みが軽くなった」
という人がいるわけで。

 

 

う〜ん・・・
個人差があるのかな?
それとも、痛風の終盤、治りかけの頃の話?

 

 

 

詳しい事情はわかりませんが、
風呂で温めるのは、早く痛風を終息させることは間違いないです。

 

でも、痛風の痛みが酷くなる覚悟はしておいてください。
この人の場合は、痛みや腫れが緩和されたようですけど。

 

 

通風 風呂

 

 

 

私の場合はね。
痛風発作が起こると「冷やします」ね。

 

少なくとも、はじめの数日は。

 

つまり、いわゆる痛風の極期(痛みのピークのこと)の頃は、
本当に痛いですので、ただ、ひたすら、
どうやったら少しでも痛みが緩和するか、という方向で対処します。

 

痛み止めのロキソニンも飲んだりします。

 

 

でも、ある程度、(眠れる程度の痛みに)
回復してきたら、まだ多少は痛くても、もうロキソニンは
飲むのは止めて、冷やすよりも「温める」方に転向します。

 

なるべく、歩き回ったりして血流が良くなるように、とかね。

 

はじめから冷やさずに温めたほうが良いのはわかっているのですが、
痛いですしね。

 

 

どっちみち、痛風発作の炎症が起こってしまうと、
ある程度、尿酸結晶が発熱で溶けて小さくなるので、
治まってこないので・・・

 

とにかく、多少、痛風が長引いてもいいから、痛いのは嫌!
・・・という人は、なるべく安静にして動き回らないようにして、
痛み止めの薬も飲んで、風呂も止めて、体も患部も温めないようにしていれば
痛みは、ある程度、緩和します。

 

これが一番 楽かな、と思います。

 

でも、痛風の回復は長引く。
なかなか、痛風発作が治まらない。

 

 

早く痛風発作を終わらせたい人は、
痛み止めもそこそこにして、なるべく歩き回って血流を良くして
風呂にも入って温める。
冷湿布とかも貼らない。

 

でも、これ・・かなりキツイですよ。
そうとう、痛みと腫れが酷くなることが予想されるので、
あまり お勧めできません。

 

けれども、冷やすよりも早く痛風が終息するでしょうね。

 

 

 

痛みが緩和されて、痛風も早く終息、と。

 

そんな方法があればいいのですが・・・・
そんな甘いものじゃないですしね。

 

 

 

 

 

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ねこきち 痛風
http://gout.tokyo/

 

 

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