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中学生 痛風
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昭和の時代は、痛風といえば「中高年が罹病するもの」
と思われていました。

 

そんな時代、生まれつきの痛風体質(痛風になりやすい体質)
だった私は、20代後半で痛風になってしまいました。

 

そんな私に対する周囲の反応は、決まったように
次のようなものでした。

 

 

「痛風って・・・そんな“年”でも、なるの!?」

 

 

 

中学生 通風

 

 

ほっといてくれ、大きなお世話だろ、と思うのですが、
当時の世間の反応は、そんな感じ。

 

ところが、いつの間にか、時代は移り変わって、
今では、痛風の発症年齢がどんどん若年化。

 

痛風発症の主流は、30代、そして20代が中心に。

 

これは食生活の欧米化(要するに、肉食中心ってこと)
が進んだため、とか言われていますが。

 

 

でね。
痛風は生まれつきの体質の要因が大きいので、
20歳を過ぎたら、いつ、痛風発作が発症しても不思議じゃありません。

 

ですが、高校生・中学生くらいの年齢で、
痛風になる、というのは、従来の考えでは「有り得ない」
と考えられていました。

 

これには根拠があって。

 

 

現実に、高校生でも尿酸値が高い、とか、
中学生だけど尿酸値が高くて・・・
そういう人、結構、いるんです。

 

別に、その子たちが肉ばっかり食ってるとか、
親に隠れてビール飲んでる・・とか、
そういうわけでもないんです。

 

体質です。
遺伝です。
生まれつきの体質なんです。

 

体内で尿酸を作り過ぎる体質か、
尿酸の排泄が弱い体質か、
その両方か。

 

こういう人は、若いうちから、それこそ、
子供の頃から尿酸値が高かったりするので。
別の、その子たちの素行が悪い、とかじゃないです。

 

 

ところがね。
人生のうちには、年齢・それぞれの時代によって、
体内で作られる尿酸量に違いがあって。

 

 

子供の頃は、体内で作られる尿酸は少なめ、なんです。

 

それが、思春期の頃から、ぐわ〜っ、と少しずつ増えてきて。
20代〜30代くらいがピーク。
40代くらいから、少しずつ、緩やかに尿酸量が減ってきて。
60代になると、がくん、と減ってしまう。
70代になると、さらに減少、と。

 

つまり、子供の頃は、個人差はありますが、
あまり体内で尿酸が作られない年代なのです。

 

 

さらに痛風発作の性質。

 

痛風発作は、なんで起こるのか、というと、
体内の尿酸が過剰になりすぎて、関節などに
沈着して飽和状態になってしまうと発症するわけで。

 

尿酸が血液中に溶けなくなる目安は、尿酸値 7.0mg/dl以上。

 

 

ところが、尿酸値 7.0mg/dl以上になると、すぐにでも
痛風発作が出るのか、というと、そうじゃないんです。

 

これもまた、個人差がありますが、
通常、尿酸が血液に溶けなくなってから(つまり、尿酸値が高くなってから)
およそ『10年かかる』と考えられているのです。

 

人によっては、
尿酸値7の人も、尿酸値13の人もいるわけですから、
「10年かかる」人もいれば「20年かかる」人もいるでしょう。
それこそ、個人差があります、というやつです。

 

 

そのことから考えて、子供は
「尿酸値が高くなってから、いったい、何年経っている、というのですか」と。

 

 

子供の頃から尿酸値が高い子は いても、
人生を生きている年数が若くて、まだ少ないので、
尿酸結晶が蓄積している年月が少ないでしょう、という話。

 

だから、子供が痛風になる確率(?)は、
限りなく少ない、のです。

 

 

子供 通風

 

 

 

でも、現実に。
子供なんだけど、痛風だ、という子がいるらしいじゃないですか。

 

よほど、痛風になりやすい体質なのか。
子供だけど、相当、尿酸値が高いのか。

 

詳しいことはわかりませんが、
これも時代の流れなんですかね。

 

 

 

で・・
こうなってくると、悩ましいのは、
「痛風の薬を飲むべきか、飲まないべきか」ということ。

 

この場合の、痛風の薬というのは、尿酸値を下げる薬のこと。
フェブリクとか、ザイロリックとか。

 

尿酸降下薬(尿酸値を下げる薬)の場合、いったん飲みだすと、
長期間、飲み続けなければならない性質の薬なんです。

 

一生、飲み続けなければならない、とか言われていますし。

 

要するに、尿酸降下薬というのは、痛風を治療してくれる薬ではなく、
「飲んでいる間だけ」尿酸値を下げてくれる薬なんです。

 

だから、ずっと飲み続けなきゃならない。
でも、考え方によっては、飲んでいる限り、ずっと
尿酸値は低い水準のまま、でいられる。

 

 

子供の場合、年齢的に若すぎるので、
判断が難しいところですが・・・
まだ、「人生これから」ですからね。

 

尿酸値を下げる薬を飲むと、肝機能低下などの副作用もあるので、
これから体が成長していく過程で、あまり望ましいとは思えません。

 

主治医と相談して・・・ということになるのでしょうね。

 

最終的には、親が決めるのではなく、
子供本人の意見を尊重してあげたいところです。

 

たぶん、飲みたくない、というんじゃないでしょうか。

 

 

 

 

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ねこきち 痛風
http://gout.tokyo/

 

 

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