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痛風 午後
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「痛風発作は、午前中より午後の方が痛みが楽か?」

 

どうなんでしょうね。
個人差があるので、なんとも・・・
午後よりも午前中のほうがあまり痛くない、という人も
いるのかもしれません。

 

一般的には、ね。
痛風が「痛い」のは『夕方から夜』です。

 

午前中よりも午後・・というより、夜ですね。
夜が痛く感じる場合が多いように思います。

 

通風 夜明け

 

 

この現象(?)は、東洋医学では
「交感神経優位と副交感神経優位の切り替え」が要因、
と説明されているようです。

 

“交感神経”だとか“副交感神経”なんて言われても、
なんだか、チンプンカンプンですが、
おおざっぱに説明すると以下のようになります。

 

人間が「何か行動を起こそう」と思えば、脳が体に指令を出すのですが、
脳が指令を出さなくても、勝手に行動してくれるのが「自律神経」
というもの、です。

 

人間の体は、その「自律神経」に支配されている、と
いえなくもないです。

 

たとえば、眠っていても「呼吸し続けている」とか。
心臓が意識しなくても「勝手に動き続けている」とか。

 

これが自律神経の働き。

 

 

で・・
この自律神経を細分すると、
“交感神経”と“副交感神経”というものがあります。

 

“交感神経”の性質は、どちらかというと『緊張』です。
逆に“副交感神経”の性質は、どちらかというと『リラックス』。

 

人間の体は、1日のうちでも
「交感神経が強いとき」つまり、「交感神経優位」のときと、
「副交感神経が強いとき」すなわち、「副交感神経優位」のときが、
交互に繰り返されます。

 

一般的に
人間は、昼間は働いて活動するので「緊張」(交感神経優位)、
夜は、帰宅してホッとして「リラックス」(副交感神経優位)
となります。

 

1日のルーティーンがそんな感じで、日々、その繰り返しです。

 

そんなことを言うと「夜勤の人」は、どーするんだ、とか、
帰宅して「家庭内が修羅場の人」は、どうすればいいんだ、とか、
いろいろありますが、まあ、一般的には、そういうことになっています。

 

 

 

通風 明け方

 

 

で・・
1日のうちでも
「交感神経優位」のときと「副交感神経優位」のときが、
交互に繰り返されるのですが、それぞれの状態のときに、
体にも微妙な変化のようなものがあります。

 

「交感神経優位」→ 血管が収縮傾向
「副交感神経優位」→ 血管が拡張傾向

 

「交感神経優位」のときは「緊張」なので、
体の中までも緊張するのか、血管が収縮して
血流が(比較的)悪くなります。

 

「副交感神経優位」のときは「リラックス」なので、
血管が拡張気味になって、
血流が(比較的)良くなります。

 

 

 

でね。
痛風発作の真っ最中では、体内に・・というか、
血液中の「白血球」が普段以上に増加しているのですよ。

 

そもそも、なんで痛風発作が起こるのか、というと
尿酸値が高いから(尿酸値 7.0mg/dl以上)なのですが、
尿酸値が高いと、血液中に尿酸が溶けなくなって、
結晶化してしまい(尿酸結晶)、その尿酸結晶が
関節などに蓄積するから、なんです。

 

尿酸結晶は、少しずつ、じわじわと蓄積していくので、
なかなか飽和状態にまでなりませんが、
(普通、10〜15年くらい、と言われています)
いつかは関節などから剥がれ落ちるくらいになる時が
やってくるので。

 

そうした経緯で、関節などから剥がれ落ちた尿酸結晶の欠片は、
白血球が目ざとく見つけて攻撃開始するのです。

 

血液中にゴミ(異物)があったらマズイ、ということなんでしょうね。

 

その白血球が尿酸結晶の欠片を攻撃するときに、
あの「痛風の激痛の元となる成分」を出すわけで。

 

 

 

『血流が良くなる』 とは、どういうことか。

 

 

通風 未明

 

 

白血球は、当然、血液に乗って全身を巡るわけですから、
痛風が起こって増殖中の白血球は、血流が良いと
「より多くの白血球が痛い患部に届けられる」わけです。

 

つまり、白血球の攻撃も多くなる、すなわち、
「痛風の痛みが酷くなる」わけです。

 

 

じゃあ?

 

 

白血球が、あまり届かないようにしたら、いいのね?
痛みは少ないのね?

 

それには『血流を悪くすること』です。

 

 

つまり、午前中は、
人間の体は「交感神経優位」になりやすいので、
血流が悪く、すなわち、白血球の攻撃が少なめなので、
痛風発作の痛みは少ない場合が多い。

 

また、夕方から夜は「副交感神経優位」になりやすいので、
血管が拡張気味になって血流が良くなり、
白血球の活動も活発になる。
すなわち、痛風が激痛化しやすい。

 

 

結局ね。
痛風のときの「痛み止めの薬」とかも、
血管を収縮させる作用があったりするので、
(だから、血管、すなわち、血液の通り道が狭くなるので、
強い力で血液を送り出さねばならず、結果的に
一時的に高血圧になる)
白血球が患部に届きにくくなるわけで。

 

つまり、痛みも緩和される、と。

 

痛風になったら風呂に入るな(湯船で温まるな、という意味)とか、
安静にしていろ(歩くと血流が良くなる)とか言うのは、みんな
そう。

 

患部を冷やせ、とか(冷やすと、どちからというと血管収縮、
温めると、どちらかというと血管拡張)
言うのも、白血球を活発化させないため。

 

 

よく、痛風になったら「冷やすのか、温めるのか」という議論(?)
みたいなのがありますが、どっちが正解なのかは、
難しいところです。

 

 

 

 

|★ 痛風は冷やす?温める?
└─────────────────

 

体のための「正解」は「温める」方でしょう。

 

激痛で腫れあがる足を温めたり(風呂で長湯とか)、
歩き回ったりすると血流が良くなって、白血球が活発化。
痛風発作が、さらにさらにさらに激烈な痛みとなります。

 

ですが、その痛みには(患部の)発熱を伴いますので、
その発熱で(患部の、内部の)尿酸結晶を溶かそうとする働きがあるのです。

 

だから、結果的に「早く痛風が治まる」。

 

ところが、体にとってはベターな方法でも
痛みがさらに激痛化。

 

こんなに痛いのに、ホントに良い方法なの?

 

 

じゃあ、本当の正解は「冷やす」方なのか。

 

冷やすと血流が悪くなるので、白血球が送り込まれにくくなり、
それほど激痛化しません・・・と言いたいところですが、
そこは、やっぱり痛風発作なので、痛いですけどね。
多少は、マシ・・という程度?

 

ただし、安静にして、風呂にやめて、痛み止めの薬を飲んで、
患部を冷やす。

 

これが一番「痛みがマシな方法」。

 

 

ですが、歩き回ったときのように
(痛風発作の発熱で)尿酸結晶が溶けるのを促進させたりすることも
ないので、痛風が長引きます。
つまり、なかなか、痛風が治まらない。

 

 

てなワケで、どっちも一長一短。

 

痛風になったら「冷やすのか、温めるのか」
私には、どちらが正解かは わかりませんが、ちなみに
私は「冷やす」ことにしています。

 

だって、痛いですもん。

 

 

 

・・・・・・・・というわけで。

 

 

「痛風発作は、午前中より午後の方が痛みが楽か?」→

 

普通、午前よりも午後・・・というか、夜に痛い場合が多いです。
でも、こればっかりは、
個人差があるので、なんとも言えませんけどね。

 

 

 

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ねこきち 痛風
http://gout.tokyo/

 

 

 

 

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