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薬の飲みはじめの頃には尿酸値検査を!
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フェブリク錠というのは、痛風の薬。
つまり、尿酸値を下げる薬のことで、
40年ぶりに発売された痛風新薬として
「尿酸値を下げる効果が大きく、副作用は少なめ」と
うたわれています。

 

でもね。
このフェブリク。
誰が飲んでも効果絶大なワケでは ないんです。

 

もちろん、フェブリクを飲んで
「大きく尿酸値が下がった!」というの人が
大多数かもしれませんが、あまり効果がなかった、
あるいは、ちっとも尿酸値が下がらなかった、
という人もいるのです。

 

 

どういうことか。

 

 

通風 尿酸値

 

 

結局、一口に痛風といっても、いろいろある、ということ。

 

色々ある、といっても、
「足が痛い痛風」とか「手が痛い痛風」とか色々ある・・・とか、
そういう意味じゃないですよ?

 

痛風には、その体質によって、実は3パターンがあって、
痛風になる人は、必ず、そのうちのどれかに相当します。

 

 

3パターンって?

 

 

痛風の人は、以下の3つの体質に分類されます。

「尿酸産生過剰型」
「尿酸排泄低下型」
「混合型」

 

「尿酸産生過剰型」ってのは、体内で
尿酸を多く作り過ぎる体質のこと。
尿酸が体内に過剰になってしまうので、
どうしても尿酸値が上がってしまう、ということ。

 

「尿酸排泄低下型」ってのは、
尿酸を排泄する力が弱い体質のこと。
だから、尿酸の排泄がうまくいかなくて、
体内の尿酸が過剰になってしまい、尿酸値があがる、
ということ。

 

「混合型」ってのは、その両方を兼ね備えていて、
つまり、尿酸を過剰に生産しすぎる上に、さらに
尿酸を排泄する力も弱い、という、まさに
変な言い方ですが、痛風の申し子みたいな体質。
なかなか、手ごわいです。
どうしても尿酸値が高くなりがちですよね。

 

 

で・・・
自分が痛風だというのは、わかっているのですが、
いったい、自分は、そのパターンとやらの、何型になのか。
どのタイプなのか。

 

これは「尿酸クリアランス検査」という検査を病院ですれば
判明するのですが、これね、小さな病院では
なかなかしてもらえない検査なんですよ。

 

尿検査なんですが、蓄尿とかいろいろあって、なかなかね。
大きな病院、総合病院とか「痛風外来」のある病院とか。

 

痛風外来ってのは、痛風専門の科がある病院のこと。

 

たとえば、内科でも、
循環器内科とか腎臓内科とか、いろいろ専門に細分されているでしょ。

 

痛風は代謝の病気なので、内科に分類されますが、
その内科でも、さらに痛風の専門医が在留しているような病院に
痛風外来があるようです。

 

でも、その数は、まだ少なくてね。
都会に住んでいる人は探しやすいかもしれませんが、
その「痛風外来」そのものが少ないので、なかなかね。

 

 

通風 尿酸値検査

 

 

じゃあ、「尿酸クリアランス」をしない人は、
自分が何型の痛風かもわからないのに、いきなり薬物療法ですか、と。

 

現実にはね。
病院で「痛風です」というと、いきなり投薬なんです。
つまり、薬を飲め、と。

 

 

え?
そんな無茶な!?

 

 

いえ、これが現状なんです。
血液型ならば、自分が何型かもわからないうちに、
いきなり輸血する・・とか、有り得ないですが、
痛風の場合、普通に有り得ることなんですよ。

 

 

なんでか。

 

 

痛風の場合、3つの体質に分類されますが、
その体質によって投与される薬が違うのが本来の薬物療法。

 

「尿酸産生過剰型」→“尿酸生成抑制薬”
(フェブリク・ザイロリックなど)

 

「尿酸排泄低下型」→“尿酸排泄促進薬”
(ベネシット・ユリノームなど)

 

でね。
患者が何型の痛風か、わかんなくても、とりあえず、
フェブリク、もしくはザイロリックを処方するんですよ。

 

いえ、現場では、本当にそんな感じなんです。
とりあえず、飲んでみて、様子を見ましょう、みたいな。

 

 

でね。
フェブリクで無事、大きく尿酸値が下がった、と。

 

尿酸値 7.0mg/dl以上で高尿酸血症と呼ばれるのは、
尿酸値 7以上になると、血液中に尿酸が溶けなくなって
結晶化してしまうからなのですが・・・・

 

とりあえず、目標値(尿酸値の)は、
尿酸値 6.0mg/dl以下を目指すのが普通です。

 

まあ、尿酸値 7以下でも(徐々に)
痛風発作は出なくなるとは思いますが。

 

(この“徐々に”というのは、体内に
長年、尿酸結晶が蓄積しているから。
急に尿酸値が下がることによって、体内の尿酸結晶が
溶け出すことが痛風発作を誘発する場合があるから。
だから、尿酸値 7以下なら痛風発作は出なくなるはずなのに、
蓄積している尿酸結晶のおかげで痛風が出る場合もあります)

 

 

通風外来

 

 

で。
フェブリクなり、ザイロリックなりを飲んでみて、
尿酸値が下がった(尿酸値 7以下)のなら、
それでいいでしょう。
その薬を継続です。
だって、効果が出ているんですから。

 

ところが、フェブリクもザイロリックも
“尿酸生成抑制薬”ですから「尿酸産生過剰型」の体質の人にしか
効果がない、と考えられています。

 

だから、世間では
フェブリクは効果絶大などと言われていても、
自分には効かなかった、尿酸値は下がらなかった、というケースも
あるわけで。

 

 

じゃあ、もう打つ手はないのか、というと、
そんなことはなく、“尿酸生成抑制薬”(フェブリク、ザイロリック)
が効かなかった、ということは、
「尿酸排泄低下型」かもしれませんので、今度は“尿酸排泄促進薬”
(ベネシット・ユリノームなど)を試してみる、という方法になります。

 

で、ベネシット・ユリノームなどが効果があって、
尿酸値が大きく下がったのならば、それを継続すれば良いのですから。

 

 

要するに、飲んでみないと
自分にとって効果があるのか、ないのか・・わからないのですよ。

 

 

だからね。
「薬を飲みはじめの頃は、尿酸値検査をする」ことが大切なんです。

 

 

尿酸値検査?
そんなの、年1回で充分だよ。

 

・・・そう思うかもしれませんが、
そりゃあ、安定して、尿酸値が低い水準で維持できているなら、
そのくらいの頻度の検査でも良いかもしれません。

 

でも、尿酸値を下げる薬(尿酸降下薬)を飲みはじめの頃は、
その薬が「自分に“本当に”効いているのか、どうか。
効果があるのかどうか」を試す・・というか、確かめる意味合いも
ありますので、飲みはじめの頃は「二週間後」とか
せめて「一ヵ月後」とかに『尿酸値検査をして結果を確認する』
ことが重要です。

 

 

いえ、現にね。
痛風なんだけど、尿酸値が高いので、
勧められるままフェブリクを飲み始めた、と。

 

世間で絶賛されている(?)フェブリクだから、もう安心、
と尿酸値検査も何もしなかった、と。

 

それから、半年。
フェブリクを飲み続けているのに痛風発作が出た、と。
で、検査してみたら、尿酸値が10になっていた! 

 

 

フェブリクで尿酸値が下がっている、と信じきっていたのに、
実は「自分にはフェブリクで尿酸値が下がっていなかった」という
パターンもあるのです。
本当にあるのです。

 

フェブリクを飲みはじめの頃に尿酸値検査をしていたら、
もし、フェブリクが自分の体質に合わなくても、
薬を替えたりして、次の一手を打つことが可能だったはず。
痛風発作で痛い目をみないでも済んだかもしれません。

 

 

たしかに尿酸値検査は面倒だし、あまり楽しいものではありませんが、
それでもね。

 

尿酸値検査は、痛風の人には必須です。

 

特に、薬をはじめて飲む、とか、今まで飲んでいた薬を替えた・・
とか言う場合、早い時期に尿酸値検査をすることを
お勧めします。

 

 

 

━・‥…━・‥…━・‥…━
ねこきち 痛風
http://gout.tokyo/

 

 

 

 

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